Linn ネットワーク・オーディオ・プレーヤー Klimax Renew DS その2
2012/07/27 08:49
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Category:オーディオ
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今回入手した Linn Renew DS (Klimax) のレポートの2回目ですが、入手早々「蓋、開けてみました」報告です。
「簡易箱」は、どのくらい「簡易」なのか?また、初代 Klimax のメインボードは、どういう物か?という所です。
**前回のレポートはコチラ**
前回もレポートしたとおり、Renew DS は、初代 Klimax DS のメインボードを簡易箱に入れ、Klimax DS アップグレード・ユーザーに提供するという物。
あくまでサブシステムでの使用を想定していますので、箱は「簡易箱」です。
まずは、蓋を開けてみます。上面のトルクス・ビスを4ケ所外すと、パカっと開きます。
素材は、アルミのようで、板厚は 2mm。ケースは、底盤から前面、背面、側面の4面を折り返しただけの板金物・・・。まさに「お弁当箱」です。蓋は、これがまた、板を一回折って前面をケースと2枚重ねになるようにしただけの板っペラです。
組み上げた状態で蓋をやさしく叩くと、ケースと干渉して「ビリっビリっ」というビビリ音がします。建て付け合わせもかなり悪いです。「オーディオ」をやっている身としては「悶絶」ものです・・・。
ここまで「簡易」とは・・・。「アップグレードした Klimax との差を出すため?」という勘ぐりまでしてしまいます。
メインボードの全景です。
前回のレポートにも書きましたが、オリジナル Klimax DS はメインボードを天板からぶら下げる構造でしたが、こちらは、普通に底盤に付いています。
ゴールドのラインを境に、写真向かって左がロジック系、右が音声系のようです。この構成は、Akurate DS と全く同じです。
では、Akurate DS には無かったゴールドのラインはなにか?未確認ですが、オリジナル Klimax では、ここにロジック系から音声系への放射ノイズを防ぐ「防御壁」が立っていたと思われます。ここに何か立てればもっと音が良くなるのでは・・・という甘い囁きが脳裏に浮かびます。
あとは、ケース全景として、Akurate DS のスカスカに対し、丁度いっぱいいっぱいで収まっている印象です。できる限り小さな箱にしました、という感じです。
ボードには当然ですが、"KLIMAX DS" の文字が。
私の Renew DS の PCB は、2010年8月23日設計の物のようですので、初代 Klimax としては、新しい個体であったんだと思われます。
電源ユニットは、Akurate DS と同じ DYNAMIK です。
Akurate に対し、電源ユニットを横倒しにすることにより、ケース高さもケチられています。
ロジック系の全景です。
CPU は、Akurate DS と全く同じで、PowerPC 統合の XILINK VIRTEX-4 XC4VFX20 です。
続いて音声系全景。
バランス出力に向かって、左右綺麗に流れていく構成は、音にもよさそうです。ここも Akurate DS と相似形です。
前段処理から DA コンバート周りです。
前段処理用とおもわれるチップは、XILINK の XC9536XL。DAC チップは、192kHz/24bit 2ch の Wolfson WM8741GEDS を片チャンネル1ケづつ使用しています。
この基本構成は、Akurate DS と全く同じです。逆に言うと、Akurate DS が、Klimax DS をベースにコストダウンをしたもの、とも捉えられます。
Akurate DS との最も大きな違い(きっと他にもあるんでしょうけど)は、アウトプット・トランスです。
ルンダールの LL1527 というマイクロフォン・トランスが、L/R各々に設定されています。これが最終的な音を決めているものだそうです。
以上、Renew DS の中身を早速確認しましたが、それは、限りなく Akurate DS に近い構成でした。素人の私でもわかる違いは、アウトプット・トランスの有無。
では、Klimax DS と Renew DS の差は何かというと、やはりケースですね。敵は、アルミの塊から削りだし。こちらは「お弁当箱」・・・。
その分、お安くして、既存の KLIMAX のお客さんに気楽に楽しんでもらおうという目的にはピッタリですが、これをメイン・プレーヤーにしようとしている「反則」の私としては少し不満。
逆にいうと、ケースを強化していけば、Klimax に近づけられるということを示していますので、セッティング(チューニング)の着目点は「ケース」ということになります。天板ビリビリの状態では、精神的にもよく有りませんしね・・・。
ということで、ケースの強化を計画中です。(早すぎですね。)
構想をちらっとお見せします。
市販対象ではない Linn Renew DS を選んで、すでに茨の道が待ち構えているわけですから、思う存分手を入れていいですよね。電気屋ではないので、回路は触れませんが、箱ならなんとか頑張れそう。十分「楽しみ」たいと思います!
**前回のレポートはコチラ**
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「簡易箱」は、どのくらい「簡易」なのか?また、初代 Klimax のメインボードは、どういう物か?という所です。
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前回もレポートしたとおり、Renew DS は、初代 Klimax DS のメインボードを簡易箱に入れ、Klimax DS アップグレード・ユーザーに提供するという物。
あくまでサブシステムでの使用を想定していますので、箱は「簡易箱」です。
まずは、蓋を開けてみます。上面のトルクス・ビスを4ケ所外すと、パカっと開きます。
素材は、アルミのようで、板厚は 2mm。ケースは、底盤から前面、背面、側面の4面を折り返しただけの板金物・・・。まさに「お弁当箱」です。蓋は、これがまた、板を一回折って前面をケースと2枚重ねになるようにしただけの板っペラです。
組み上げた状態で蓋をやさしく叩くと、ケースと干渉して「ビリっビリっ」というビビリ音がします。建て付け合わせもかなり悪いです。「オーディオ」をやっている身としては「悶絶」ものです・・・。
ここまで「簡易」とは・・・。「アップグレードした Klimax との差を出すため?」という勘ぐりまでしてしまいます。
メインボードの全景です。
前回のレポートにも書きましたが、オリジナル Klimax DS はメインボードを天板からぶら下げる構造でしたが、こちらは、普通に底盤に付いています。
ゴールドのラインを境に、写真向かって左がロジック系、右が音声系のようです。この構成は、Akurate DS と全く同じです。
では、Akurate DS には無かったゴールドのラインはなにか?未確認ですが、オリジナル Klimax では、ここにロジック系から音声系への放射ノイズを防ぐ「防御壁」が立っていたと思われます。ここに何か立てればもっと音が良くなるのでは・・・という甘い囁きが脳裏に浮かびます。
あとは、ケース全景として、Akurate DS のスカスカに対し、丁度いっぱいいっぱいで収まっている印象です。できる限り小さな箱にしました、という感じです。
ボードには当然ですが、"KLIMAX DS" の文字が。
私の Renew DS の PCB は、2010年8月23日設計の物のようですので、初代 Klimax としては、新しい個体であったんだと思われます。
電源ユニットは、Akurate DS と同じ DYNAMIK です。
Akurate に対し、電源ユニットを横倒しにすることにより、ケース高さもケチられています。
ロジック系の全景です。
CPU は、Akurate DS と全く同じで、PowerPC 統合の XILINK VIRTEX-4 XC4VFX20 です。
続いて音声系全景。
バランス出力に向かって、左右綺麗に流れていく構成は、音にもよさそうです。ここも Akurate DS と相似形です。
前段処理から DA コンバート周りです。
前段処理用とおもわれるチップは、XILINK の XC9536XL。DAC チップは、192kHz/24bit 2ch の Wolfson WM8741GEDS を片チャンネル1ケづつ使用しています。
この基本構成は、Akurate DS と全く同じです。逆に言うと、Akurate DS が、Klimax DS をベースにコストダウンをしたもの、とも捉えられます。
Akurate DS との最も大きな違い(きっと他にもあるんでしょうけど)は、アウトプット・トランスです。
ルンダールの LL1527 というマイクロフォン・トランスが、L/R各々に設定されています。これが最終的な音を決めているものだそうです。
以上、Renew DS の中身を早速確認しましたが、それは、限りなく Akurate DS に近い構成でした。素人の私でもわかる違いは、アウトプット・トランスの有無。
では、Klimax DS と Renew DS の差は何かというと、やはりケースですね。敵は、アルミの塊から削りだし。こちらは「お弁当箱」・・・。
その分、お安くして、既存の KLIMAX のお客さんに気楽に楽しんでもらおうという目的にはピッタリですが、これをメイン・プレーヤーにしようとしている「反則」の私としては少し不満。
逆にいうと、ケースを強化していけば、Klimax に近づけられるということを示していますので、セッティング(チューニング)の着目点は「ケース」ということになります。天板ビリビリの状態では、精神的にもよく有りませんしね・・・。
ということで、ケースの強化を計画中です。(早すぎですね。)
構想をちらっとお見せします。
市販対象ではない Linn Renew DS を選んで、すでに茨の道が待ち構えているわけですから、思う存分手を入れていいですよね。電気屋ではないので、回路は触れませんが、箱ならなんとか頑張れそう。十分「楽しみ」たいと思います!
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