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オーディオ、ビジュアル、ときどきパソコン。重度のマテリアリストか?お買いもの中毒か?そんな日常生活を徒然に。

レンジファインダーカメラ Voigtländer Vitessa L

2020/09/21 23:12 ジャンル: Category:ビジュアル
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フォクトレンダーのレンジファインダーカメラ、ヴィテッサLを紹介します。

元々は伯父のカメラだったのですが、父が譲り受け、その後、40年(!!)ほど、実家の戸棚にしまわれていたものです。1954年頃の製品のようです。


観音扉からレンズが飛び出すスプリング構造と、巻き上げレバーではなく長い棒状のプランジャーを押し下げることでフィルムを巻き上げる方式が特徴です。
レンズ収納時には大変コンパクトになり、「秘密道具感」に溢れた楽しいカメラです。


メーカーは、ドイツのフォクトレンダー。
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ヴィテッサ(VITESSA)という製品で、その第4世代であるLというタイプになります。
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革製のケースは収納時にも小窓からフィルム枚数が確認できる形状です。
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正面の観音扉内にレンズが収納されています。
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レリーズを押し下げると、フィルム巻き上げのプランジャーが飛び出し、観音扉が半開します。ここから手で扉を開きながら、ゆっくりレンズを引き出すと、
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蛇腹とレンズ全体が迫り出します。
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レンズは、数種類あるようですが、こちらは「COLOR-SKOPER 1:2.8/50」が固定搭載されています。
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カメラ下面です。
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露出計は、手動でフィルム感度を設定し、目盛を目で読みます。この値を、レンズのダイヤルに設定すると、絞りとシャッタースピードの関係が決まります。
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フィルムカウンタも勿論ダイヤル式。
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距離はファインダー内の2重像を見ながら背面ダイヤルで調整します。
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ファインダーは左端。
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フィルムの装填は裏蓋ではなく、全体を印籠のように上下に開いて行います。
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背面です。
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シャッターは、バルブも可。ゼンマイ式のセルフタイマーもきちんと作動しました。
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絞りは5枚羽根ですね。
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絞りも動作しています。
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フィルム巻き上げ部。
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本体下部の状態です。
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フィルムカウンターは、フィルム装填時に設定します。
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レンズ下面には若干の塗装剥がれが。
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製造後60年以上、経っていますが、すっとカバーが閉まる姿が、昔の工業製品の素晴らしさを感じさせます。
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24枚撮りフィルムを装填し、撮影に出かけてみました。

0コマから24コマまで、25コマの撮影が出来ました。(インデックスプリント)
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レンズの内部に曇りがあるようで、鮮明な画像ではありませんが、雰囲気のある撮影ができました。実用にするには、レンズの清掃が必要と思われます。
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内蔵露出計でシャッター速度をあわせましたが、そこそこうまく取れています。
vitessa_26.jpg

vitessa_27.jpg

vitessa_28.jpg

vitessa_29.jpg

本機で撮影したのは40年以上ぶりなのですが、久しぶりにモーターも電池もなにもなく、すべてが「機械」で動く製品と触れ、新鮮な気持ちでした。しかし、そんなに放置されてもきちんと動くなんて、当時の設計のレベルの高さに頭が下がります。
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