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加藤和彦 / パパ・ヘミングウェイ

2014/06/21 18:09 ジャンル: Category:ソフト
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加藤和彦の海外録音3部作の第1作目「パパ・ヘミングウェイ」を紹介したいと思います。

パパ・ヘミングウェイ_1

パパ・ヘミングウェイ_2

・1979 年の「パパ・ヘミングウエイ」(バハマ・ナッソー録音)
・1980 年の「うたかたのオペラ」(ベルリン録音)
・1981 年の「ベル・エキセントリック」(パリ録音)
この3作が、加藤和彦のヨーロッパ3部作または海外録音3部作と呼ばれるものです。
3作の CD に解説本を加えたセットが「書籍」として発売されていますので、入手しやすくなりました。

バハマ・ベルリン・パリ~加藤和彦ヨーロッパ3部作

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3作共通するのは妻だった作詞家 安井かずみとの完璧なコンビネーションによる作品であるということ。かつ海外で録音されていること。

その3部作の初っ端がこの「パパ・ヘミングウェイ」です。
LP、既発 CD、今回の書籍版を並べて記念撮影!

パパ・ヘミングウェイ_3

パパ・ヘミングウェイ_4

収録曲は以下のとおり。

1 スモール・キャフェ
2 メモリーズ
3 アドリアーナ
4 サン・サルヴァドール
5 ジョージタウン
6 レイジー・ガール
7 アラウンド・ザ・ワールド
8 アンティルの日
9 メモリーズ(リプライズ)
--以下はリットーミュージック書籍版のボーナス・トラック--
10 ソルティ・ドッグ
11 アラウンド・ザ・ワールド(ダブ・バージョン)

カリブ海の玄関バハマで録音されたにも関わらず、アルバムはいきなりパリのカフェの情景を描いた「スモール・キャフェ」から始まります。いまでこそ「キャフェ」と言われても理解でき情景も浮かびます。が、忘れるなかれ、本作は 1979 年作です。35 年前ですよ・・・。周囲が全くついて行けない先を歩いていた加藤和彦の姿を良く表していますね。

名曲「メモリーズ」が続き、「ジョージタウン」、そして「ガール」シリーズ(と勝手に名づけています)の一作である「レイジーガール」。
カリブの風も確かに漂っています。
何かの CM タイアップであった「アラウンド・ザ・ワールド」。(当時はタイアップが必ずついてまわっていましたね。)
最後は「メモリーズ」のリプライズで締めくくります。

3 部作に共通しますが、すごいのは安井かずみの「歌詞」、加藤和彦の「曲」が、ともに非常に「深い」こと。

当時高校生の私は理解した振りはしていましたが、今思えば 3 分の 1 も理解していなかった「歌詞」。恐ろしいことに 35 年たった最近はじめて「あぁ、こういう情景を描いてたんだ」「こういう意味か?」と気づくこともしばしば。
「曲」はさらっと聞いてもその良さはきっとわかりません。10 回、20 回と聴くうちに、徐々に心に染みこんできます。そして、ふと気づくと、頭のなかにメロディが浮かんできます。恐ろしく「深い」。

そういう意味では、このアルバムに収められた曲は「消費」されることを想定していないように思います。簡単には理解できない歌詞。すぐには良さが分からない曲。聴いた人の中を通り過ぎるのでなく、留まり続けること。そんな熱意の先駆けを感じさせる第1作です。

まだ聴いてらっしゃらない方にぜひお勧めですが、一聴で理解するのは前記の通り不可能ですので、騙されたと思って 10 回は聴いてみてください。きっと、あなたの中から 2 度と抜けていかないアルバムになるでしょう。

最後に録音されたバハマについて、ちょっと紹介しておきます。

「あぁ、あそこね。」
と分かる人はきっと大変少数派でしょう。

カリブ海に浮かぶ島国。といっても、アメリカのフロリダ半島のすぐ沖にあります。マイアミから小型機であっというまについてしまいます。
アルバムが収録されたナッソーは、カリブ海クルーズ船の第1寄港地で、リゾート地と商業地(TAXフリーなので)の両面を兼ね備えたところです。

私事ですが、海外録音3部作の地を一度は踏んでみたいと思う中、「パリ」「ベルリン」はきっといつか行けるから、きっと行くことのない「バハマ」に・・・と妻を騙して新婚旅行の地に選びました。
が、なんの因果か、その後、家族でアメリカで3年暮らすことになり「バハマ」には何回か立ち寄ることに・・・。(結局、「パリ」にも「ベルリン」にも行ったことがありません・・・。)
行くたびに、1979 年の日本で、「バハマでアルバムを録音しよう」と思った加藤和彦という人の凄さ(恐ろしさ?)を痛感した次第です。

バハマの情景。1997 年と 2003 年のスナップです。

パパ・ヘミングウェイ_5_1997

パパ・ヘミングウェイ_6_2003

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